廣美塗装日記

半分外れた「塗装日記」、ひび感じた徒然を、"ざっくばらん"に書き綴ります。
No  194

文化財の保存

汚れたり古びたものを新しく甦らせる為に塗装を施す・・・が普通

しかし歴史ある町では、逆に古いものに調和する塗装を求められる事がある
今、高野山開創1200年に向けて再建工事が進められている中門の古式塗装は、その代表的なもの
そんな塗装には当然、私の出る幕は無いけど・・・
文化財のお堂の、束木の塗装を依頼された

床下束 塗装 床下束 塗装 (1)
腐食した束を、出来る限り元の部材を残す場所で切り、新しい木で継ぎ足してある
その新しい部分を、これまた出来る限り古い木材と違和感の無いように塗装する

床下束 塗装 (2) 床下束 塗装 (3)
濃い目に調色した塗料を塗り、すぐに拭き取って馴染ませる

難しいと言うか、元が同じじゃないだけに同一にするのは無理
自分が良いと思っても他人が見てダメならダメ・・・はっきり言って、どう誤魔化すか      

床下束 塗装 (4) 床下束 塗装 (5)
                    誤魔化せてるぅ~ かな

思うに、こういう地道なメンテナンスがあって160年以上前の建物が、今なお現役で残っていられるのだろう

ある地域では、歴史あるお堂が傷んでも殆ど手を加えることなく放置しておいて
今になっては、古い木は白蟻被害で使うことが出来ない為、取り壊し新築にするらしい

古い建築様式をそのまま保存してこそ、文化財の意味があると思うけど
「 新築して百年・二百年、後世に残る建物にする 」 とか言ってるけど
「 残る 」 じゃなくて、必要なのは 「 残す 」 努力のような気がするけど・・・

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伊都郡・橋本市・高野町・かつらぎ町・紀ノ川市の塗装はお任せ下さい。
局所的な塗装から大規模な塗り替えまで。【見積もり無料ご相談おうけいたします。】

町の塗装屋さん 「 廣美塗装 」
住所  : 〒649-7121 和歌山県伊都郡かつらぎ町丁ノ町1358-3
TEL/FAX : 0736-22-6633
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この記事のコメント

No.99 修複、復元、再建
タイトルは建物を修理したりしたら、どこにでも、ある名目ですが今度は新築らしい。
歴史的遺物を保管して、維持してこそ値打ちがあるというものですなぁー。
2012-10-05 Fri 21:04 | URL | チョウシモン #-[ 内容変更]

No.100
お堂の形から、愛染堂かと・・・。
どんな事になっているか、楽しみにしています。
きつーいチェックを致します。
2012-10-05 Fri 21:09 | URL | チョウシモン #-[ 内容変更]

No.101 おしいっ !!
三昧堂でした・・・チェックはお手柔らかに

「維持する」のは難しいのかも・・・
責任者が短期間で変わり、
何事でも継承して行くのに協力の少ないこの地域では
2012-10-06 Sat 20:25 | URL | #-[ 内容変更]

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